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岩国徴古館で「錦帯橋展」

岩国市横山2の岩国徴古館で古文書や絵図、写真など41点の資料で歴史をたどる企画展「錦帯橋展」が開かれています。7月9日まで(月曜休館)、入館無料。錦帯橋は延宝元(1673)年、城下町である横山と錦見をつなぐ橋として3代目藩主、吉川広嘉の時代に完成しました。翌年、流失しましたが、すぐ再建され、昭和25(1950)年まで一度も流されることはありませんでした。その錦帯橋の歴史を、創建のヒントとなった「西湖遊覧志」や宝暦10(1760)年第4橋架け替え工事について大工の長谷川十右衛門が作成した「錦帯橋 横山地反橋之図」などをもとに説明しています。また明治~昭和期の写真も展示、昭和25年9月のキジア台風で流失する瞬間をとらえた写真も並べられています。

歴史に焦点あてる41点

さらに、パネルで「西湖遊覧志」を紹介し、広嘉の診療にあたった中国僧、独立性易(どくりゅうしょうえき)や設計者、児玉九郎右衛門、創建に貢献した小河田信也、真田正臣らの家臣も詳しく紹介しています。大正8(1919)年~昭和25年に一時付けられた擬宝珠(ぎぼし)も見ることができます。同館の兼田和弥学芸員は「錦帯橋は岩国のシンボル的存在です。市民に広くその歴史を理解してもらえたら」と来場を呼び掛けています。【小中真樹雄】

錦帯橋展 錦帯橋展
【写真説明】左は錦帯橋創建のヒントとなった「西湖遊覧志」、右は展示された資料を見る来場者


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