本を読む 　―近世岩国の人々と読書―

現在の私たちの暮らしにおいても身近な「本」。
日本における本の歴史を見てみると、その起源においては定かではありませんが、書籍が普及しだしたのは江戸時代になってからのようです。その背景には、印刷業、製紙業の発展といった技術面に加え、商品としての本の登場とその流通、基礎教育の浸透など、複数の要因が影響しています。実際に、江戸時代の人々が様々な場面で多様な本を読んでいたことが資料にも残っています。
この企画展では、江戸時代における人々と書籍や読書との関係、発行された書籍について、岩国徴古館の所蔵資料を中心に紹介します。

日時　令和 5年2月 19日(日)～4月 16日(日)　9時～17時

会場　岩国徴古館　第一展示室

休館日　月曜日(祝日の場合は次の平日)

入館無料