私たちの身のまわりで使われているプラスチックは、軽くて丈夫で持ち運びやすく、生活の中で欠かせない素材です。
しかし、ペットボトルやレジ袋、食品トレーなど、使い捨てのプラスチックも数多く存在し、その一部が適切に処理されずに捨てられてしまうと、雨や風によって川に流れ込み、やがて海へと運ばれて
海洋プラスチックごみ となってしまいます。

海洋プラスチックごみが引き起こす問題

海に流れ出たプラスチックは、波や紫外線によって細かく砕けて
マイクロプラスチック になります。
海の生物が誤って飲み込んだり、食物連鎖を通して人間の体へ影響を及ぼす可能性があるなど、深刻な問題となっています。

SDGs「14．海の豊かさを守ろう」

国連が掲げるSDGs（持続可能な開発目標）では、目標14「海の豊かさを守ろう」において、海洋汚染の防止と海の資源保護が求められています。
海洋プラスチックごみを減らす取り組みは、未来の環境を守るために私たち一人ひとりが関わる大切な行動です。

私たちにできること — 3Rの取組みをすすめましょう

• Reduce（リデュース） — ごみになるものを減らす
  レジ袋削減のためマイバッグを持参する／不必要な包装を断る
• Reuse（リユース） — 繰り返し使う
  詰め替え製品を選ぶ／壊れたものは修理して使う
• Recycle（リサイクル） — 原料として再生利用する
  分別ルールを守って正しく分ける／再生プラスチック製品を選ぶ

不法投棄は絶対にしない！

山林や海岸、公園などへの不法投棄は法律で禁止されており、罰則の対象となります。
海洋プラスチックごみの原因にもなるため、絶対にやめましょう。

「プラスチックモンスターをやっつけよう！」

山口県内の子どもたちと一緒に作成された、海洋ごみ問題をわかりやすく学べる冊子
「プラスチックモンスターをやっつけよう！」 が公開されています。
子どもから大人まで楽しみながら学べる内容です。
（冊子は市のホームページから閲覧・印刷できます）
　　市のホームページはこちら

お問い合わせ

岩国市環境部 環境事業課 企画室
TEL：0827-31-5304

　　
（岩国市「プラスチックごみの削減への取り組み」リーフより）