春にうたた寝が多いのは、気候がいいことだけが理由ではなく、一説によると、冬眠から目覚めたために生じる反動なのだそうです。私たち人間は冬眠こそしませんが、体の方は冬眠する態勢に入っているのです。
例えば、冬になると人間の毛細血管は、他の季節のときに比べて縮まります。これはエネルギーの消費を抑え、蓄えることで、冬眠に備えようとするものです。
そして、春が来るとそれが解除されて毛細血管が全開になり、エネルギーがどんどん供給・消費されるようになります。その疲労のために、春先は特に眠くなりがちなのだと言われています。
冬眠現象は、ヒトに進化するずっと以前の、
まだ冬眠の習性があったころの名残なのでしょうか。