特別展 相州伝/山口の焼物 4/11~8/31
「相州伝(そうしゅうでん)」は、日本刀の五ヶ伝(ごかでん)の一つで、**相模国(現在の神奈川県)**を中心に栄えた刀工たちの流派を指します。五ヶ伝とは、平安時代末期から鎌倉時代、南北朝時代にかけて確立された、日本刀鍛冶の五大流派(山城伝、大和伝、備前伝、備中伝、相州伝)のことです。
日時: 2025年4月11日(金)〜2025年8月31日(日)
9:00〜17:00 休館日 毎週火曜日
※火曜日祝日の場合は開館を予定しております。臨時休館の情報はお知らせや公式Xをご確認ください。
場所: 柏原美術館 〒741-0081山口県岩国市横山2丁目10-27
料金:
大人: 800円(640円)
高・大学生 : 500円(400円)
小・中学生 : 200円(160円)
※( )内は団体(15名以上)料金
※障害者情報→障害者手帳ご持参の場合2割引き。駐車場は施設前の岩国城ロープウエー駐車場(身障者用3台)か錦帯橋下河原駐車場(身障者用5台)か横山河川敷グラウンド駐車場(身障者用2台)にあります。
玄関は自動ドア スロープあり。車椅子対応のエレベーター(1~3階) バリアフリートイレあり。車椅子一台貸出あり。全館禁煙
相州伝の特徴
相州伝は、鎌倉時代中期以降に栄えた流派で、実戦に適した豪壮な刀を生み出しました。以下のような特徴があります:鋭利で力強い造り込み沸(にえ)が強く、地鉄(じがね)がよく詰む互の目乱れ(ぐのめみだれ)や濤乱刃(なみのような刃文)刃文に「金筋」「砂流し」などが現れることも多い実用性重視の姿と、荒々しさを備えた美しさ
相州伝は、鎌倉時代中期以降に栄えた流派で、実戦に適した豪壮な刀を生み出しました。以下のような特徴があります:鋭利で力強い造り込み沸(にえ)が強く、地鉄(じがね)がよく詰む互の目乱れ(ぐのめみだれ)や濤乱刃(なみのような刃文)刃文に「金筋」「砂流し」などが現れることも多い実用性重視の姿と、荒々しさを備えた美しさ
代表的な刀工
相州伝の名工たちは数多くいますが、特に有名なのは:正宗(まさむね):相州伝の最高峰。日本刀の代名詞のような存在。行光(ゆきみつ):正宗の弟子とも言われる刀工。広光(ひろみつ)、貞宗(さだむね) など、後の「正宗十哲」に数えられる名工も多く輩出。
相州伝の名工たちは数多くいますが、特に有名なのは:正宗(まさむね):相州伝の最高峰。日本刀の代名詞のような存在。行光(ゆきみつ):正宗の弟子とも言われる刀工。広光(ひろみつ)、貞宗(さだむね) など、後の「正宗十哲」に数えられる名工も多く輩出。
相州伝の影響
後の新刀(江戸時代)や新々刀(幕末)にも大きな影響を与え、**虎徹(こてつ)や源清麿(みなもとのきよまろ)**といった刀工にも相州伝のスタイルが色濃く受け継がれています。
後の新刀(江戸時代)や新々刀(幕末)にも大きな影響を与え、**虎徹(こてつ)や源清麿(みなもとのきよまろ)**といった刀工にも相州伝のスタイルが色濃く受け継がれています。
お問合せ先
柏原美術館
電話 0827-41-0506
(「特別展 相州伝/山口の焼物」リーフより)
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