Archive for the '取材記事' Category

「おぬしなかなかやるな!」

発明工夫・科学工作展

  2月4日まで岩国市科学センターで開かれた「第53回岩国市発明工夫・科学作品展」を見に行きました。そこで「おぬしなかなかやるな!」と声を上げそうになる作品に出会いました。最優秀を受賞した市立東小4年、山根彩加さんの「チョルルでかんたん分別機」です。審査員もその創意工夫ぶりを絶賛したそうです。
  山根さんの創作ノートによると、おかあさんがいつもリサイクルボックスの前で「アルミ缶?、スティール缶」とつぶやきながらマークを確認してボックスに入れているのを見て、「簡単に判別出来たら」と思ったのが製作のきっかけだといいます。スティール缶は磁

 

審査員も創意工夫を絶賛

 

石にくっつくが、アルミ缶はくっつかないという特性に注目。投入口の真下にモーターで回転するタイヤを設置、タイヤに磁石を貼り付けました。モーターには、弟のオモチャプラレールを使用したそうです.
  落とし口に使ったペットボトルのすべりをよくするためファイルを敷いたり、缶の落とし口の角度や回収ボックスの仕切り位置の調整など試行錯誤を繰り返し、問題点を解決していったそうです。吉永小百合さんが出ていたCMの「目のつけどころがシャープでしょ」というフレーズを思い出しました。【小中真樹雄】
 
【写真説明】上=分別機へアルミ缶を投入 下=山根さんが製作した「チョルルでかんたん分別機」


花菖蒲まつり写生展1 花菖蒲まつり写生展2

色彩感あふれる力作ぞろい

 岩国市役所1階ロビーで、第14回錦帯橋花菖蒲まつり写生大会受賞作品の展示が8月16日始まり、27点が展示されています。28日まで。
 6月10・11日にあった錦帯橋花菖蒲まつりの際に行われた恒例の写生大会で、「花菖蒲のある風景」をテーマに募集したところ、277点の応募がありました。未就学児、小学低学年、同中学年、同高学年、中・高校生、一般の6部門で審査。市長賞6点、金賞6点、銀賞15点が選ばれました。色彩感あふれる力作がそろい、来庁者は足を止めて見入っていました。
 未就学児の部で市長賞を受賞した西場結菜さん(5)は「アメンボやカエル、トンボ等の生き物たちも丁寧に描かれています。お城やロープウエー、おともだちの楽しさがいきいきと伝わってきます。明るく優しい色あいがとてもきれいで素晴らしい作品です」と講評されています。また、一般の部市長賞の鈴木聡子さんは「画面左下に描かれているのはお子さんでしょうか。一緒に写生を楽しまれたようですね。城山を背景に目の前の花菖蒲園がとても鮮やかに飛び込んできます。写生大会のゆったりとしたひとコマをやわらかい色調が包み込んで心温まる作品です」と評されています。【小中真樹雄】
 他の受賞者は次のみなさん。(敬称略)
【市長賞】小学低学年 松井虹心路(愛宕1年)▽小学中学年 門田明香里(岩国3年)▽小学高学年 林日向子(岩国5年)▽中・高生 今地紀瑛(高水高1年)【金賞】未就学児 中佐古さくら(4)▽小学低学年 佐々木緑(通津1年)▽小学中学年 森木桃花(麻里布3年)▽小学高学年 林山七海(柳井・新庄5年)▽中・高生 林優希(岩国中1年)▽一般 岡崎佑香【銀賞】未就学児 犬塚采美(4)、兼広理奈(5)、佐古凛生(6)、西場菜穂(2)▽小学低学年 中佐古幹也(平田1年)、山田暖乃(平田2年)▽小学中学年 鈴木沙奈(装港4年)、松井希星来(愛宕3年)▽小学高学年 辻川綾華(麻里布6年)、村田梨緒(岩国5年)▽中・高生 金城央宙(岩国中3年)、津森優希(岩国中3年)、清水友梨香(岩国高2年)▽一般 佐古真紀子、山田優子
花菖蒲まつり写生展3 花菖蒲まつり写生展4
【写真説明】上=展示された受賞作品に見入る来場者  下左=未就学児の部市長賞の西場さんの作品 下右=一般の部市長賞の鈴木さんの作品


けん玉教室1 けん玉教室2

「夢がんばろう」熱心に練習

 

岩国市岩国の中央公民館で7月31日、子供チャレンジクラブ「第4回けん玉教室」がありました。市内の小学生22人が参加し、日本けん玉協会西広島支部長の砂原宏幸さん(64)の指導で、けん玉の練習に取り組み、楽しい時間を過ごしました。
 砂原さんはけん玉の魅力に取りつかれ、30年務めた小学校教諭を途中で退職し、各地をまわり“けん玉の伝道師”の役割を果たしています。砂原さんは子供たちに「けん玉はおへその前に構え、ひざをまげるのが大事」と強調。女子レスリングでオリンピック3連覇を果たした吉田沙保里さんが、集中力を高めるためけん玉をしていたエピソードを披露したうえで、上達するには集中力とリズム感が必要と訴えました。子供たちは、砂原さんの妙技に見入ったあと、「もしもし亀よ亀さんよ」のリズムに合わせ、入門編から応用編まで学びました。
 「今はできなくても大丈夫。何度もやっているうちに必ずできるようになるから」と励ましました。練習の合間には、子供たちのマイけん玉に筆ペンで「やればできるけん玉の技 夢がんばろう」と書きました。砂原さんは「けん玉を楽しみながら、やればできるということに気づいてほしい」と話しました。「けん玉が好きで上手になりたい」と参加した、平田小3年、紙元結名(ゆうな)さんは「おもったより上手にできてとても楽しかったです」と笑顔でした。

【小中真樹雄】

けん玉教室3 けん玉教室4
【写真説明】上左=砂原さんのやり方を見ながら練習する子供たち 上右=砂原さんに自分のけん玉を見せる子供 下左=けん玉の練習をする子供たち 下右=砂原さんとけん玉相撲をする子供


企画展 企画展

生産・流通・消費に焦点

 

岩国紙の生産・流通・消費に焦点を当てた企画展「紙から見える江戸時代の岩国」が、岩国市横山の岩国徴古館で開かれています。9月3日まで。無料。月曜休館(祝日の場合は翌日)。江戸時代の岩国紙について古文書などの史料、紙漉(す)き用具などに加え、市立美和中学校の紙漉きの取り組みを撮影した写真など41点が展示されています。手すき和紙ができるまでを当時の様子を描いたパネルで説明。そぶり包丁や簾桁(すげた)などの紙漉き用具、原料の楮(こうぞ)のほか主な生産地、小瀬村絵図なども並べられています。
 江戸時代、岩国地域においては、紙は年貢の中心であった米と並ぶほど重要な商品とされました。品質の良かった岩国紙は大坂や江戸で高値で取引されたため、藩は紙の専売を独占していました。ボランティアで観光ガイドを務めていた中村重雄さん(80)は、「藩は原料の楮の栽培を奨励し、和紙で相当もうけたのではないでしょうか。岩国のような小藩が錦帯橋のような大型土木事業ができたのは、紙のおかげといえるのではないでしょうか」と説明しています。
 徴古館では、「展示を通して当時の地域の人々の生活にも注目してほしい」と訴えています。また、美和中学校では紙漉きに取り組み、卒業証書を和紙で制作しています。その活動が写真で紹介されているのでぜひ、ごらんください。

【小中真樹雄】

企画展 企画展
【写真説明】左上=展示品を見る来場者 右上=紙漉き用具の簾桁(すげた) 左下=原料の楮の皮にふれる来場者 右下=美和中生の紙漉きの取り組みを紹介する写真


模型飛行機作り 模型飛行機作り

子供らひとみ輝かせ

 岩国市麻里布町の科学センターで7月22日、模型飛行機を作る教室が開かれ、市内の小中学生16人が参加しました。以前は各学校で模型飛行機の記録会が開かれるなど、模型飛行機作りも盛んでしたが、近年模型飛行機を扱うおもちゃ屋も少なくなった中で、子供たちに少しでも、ものを作る楽しさや飛行機を飛ばす喜びを知ってもらおうと4年前から始まりました。この日は、小中学校で理科を教えていたセンターの嘱託職員4人が指導しました。子供たちは設計図をもとに、わからないところは指導の職員に尋ねながら、模型飛行機作りに取り組みました。
 出来上がった愛機を手に、子供たちはひとみを輝かせていました。指導にあたった田村隆史さん(65)は「作りあげるのはなかなか難しいが、模型飛行機が飛んだ時の喜びはなんともいえません。ぜひ、その充実感を味わってほしい」と話していました。母に勧められて参加した東小5年、宮内健佑君(10)は「プロペラを作るのが楽しかった。よく出来たと思います」と笑顔をみせていました。【小中真樹雄】

【写真説明】左上=模型飛行機づくりを楽しむ子供たち 右上=出来上がった模型飛行機を手に笑顔の子供たち

 



6月

24

岩国徴古館で「錦帯橋展」

岩国市横山2の岩国徴古館で古文書や絵図、写真など41点の資料で歴史をたどる企画展「錦帯橋展」が開かれています。7月9日まで(月曜休館)、入館無料。錦帯橋は延宝元(1673)年、城下町である横山と錦見をつなぐ橋として3代目藩主、吉川広嘉の時代に完成しました。翌年、流失しましたが、すぐ再建され、昭和25(1950)年まで一度も流されることはありませんでした。その錦帯橋の歴史を、創建のヒントとなった「西湖遊覧志」や宝暦10(1760)年第4橋架け替え工事について大工の長谷川十右衛門が作成した「錦帯橋 横山地反橋之図」などをもとに説明しています。また明治~昭和期の写真も展示、昭和25年9月のキジア台風で流失する瞬間をとらえた写真も並べられています。

歴史に焦点あてる41点

さらに、パネルで「西湖遊覧志」を紹介し、広嘉の診療にあたった中国僧、独立性易(どくりゅうしょうえき)や設計者、児玉九郎右衛門、創建に貢献した小河田信也、真田正臣らの家臣も詳しく紹介しています。大正8(1919)年~昭和25年に一時付けられた擬宝珠(ぎぼし)も見ることができます。同館の兼田和弥学芸員は「錦帯橋は岩国のシンボル的存在です。市民に広くその歴史を理解してもらえたら」と来場を呼び掛けています。【小中真樹雄】

錦帯橋展 錦帯橋展
【写真説明】左は錦帯橋創建のヒントとなった「西湖遊覧志」、右は展示された資料を見る来場者


岩国写生大会の入賞作展示

第102回岩国写生大会(岩国・和木造形教育研究会主催、岩国市教委、和木町教委共催)の入賞作107点が決まり、岩国市と和木町で展示されました。大会は5月21日、吉香公園周辺で開かれました。園児から中学3年生までが567点を出品。4つ切り画用紙に題材は自由でしたが、クレヨンや水彩絵の具で錦帯橋や岩国城を中心にふるさとへの熱い思いを画用紙に表現しました。

園児から中3が故郷描く

岩国では5月7~13日、岩国市役所で、和木では5月15~18日、和木美術館アートウイングで展示。会場にずらり並んだ力作に訪れた人たちは「上手だね」とか、「お友達が賞をもらっているよ、すごいね」などとこどもに語りかけながら熱心に鑑賞していました。【小中真樹雄】

岩国写生大会 岩国写生大会
岩国写生大会 岩国写生大会


岩国環境フェスタ2017

地球温暖化対策推進や水道週間(6月1~7日)、環境月間にちなみ「岩国環境フェスタ2017」が3日、岩国市役所1階多目的ホールでありました。会場には14のブースが設けられ、親子連れなど多くの人でにぎわいました。そのうち12のブースでは、それぞれクイズが出題され、12問中10問に正解した人には、ゴーヤーの苗などがプレゼントされました。ミクロ生物館のブースでは、フジツボのあかちゃん(キプリス)など海のミクロ生物を顕微鏡で観察するコーナーで子どもたちが熱心に顕微鏡をのぞいていました。
地球温暖化防止を考える会のブースでは、白熱電球、蛍光灯、LED電球の省エネ比較実験があり、小型発電機を手で回してみてどの電球が一番楽につくかを実体験した。一番楽につくLEDが最も省エネ効果が高く、蛍光灯、白熱電球と続いた。

楽しみながら環境学ぶ

また同じ明るさで1日6時間電球をつけた場合、ひと月の電気代は、白熱電球(56W)が約980円、蛍光灯約240円、LED電球が約120円とわかりやすくLED電球の優位性を説明していました。このほか、企業による取り組みも紹介され、三井化学「ふしぎ探検隊」の高吸水性ポリマーによる芳香剤づくり、東洋紡岩国事業所の環境関連製品の紹介、古紙リサイクルに取り組む光井興産は、紙すきを実演した。屋外では、エコカーや給水車の展示、ヨーヨー釣りなどもあり、来場者は楽しみながら環境保全の大切さを学んでいました。 【小中真樹雄】

岩国環境フェスタ 岩国環境フェスタ

岩国環境フェスタ岩国環境フェスタ



 

バードカービング展が開催中

バードカービング バードカービング
第21回バードカービング展が岩国市麻里布町の岩国市科学センターの1階展示室で開かれています21日までの9:00~17:00(21日は12:00まで)、月曜日は休館。科学センターが毎年、愛鳥週間(10~16日)にちなみ開催する名物企画。
岩国バードカービング研究会(藤井勝美会長)の会員5人の力作75点が展示されている。バードカービングは木片を鳥の形に彫り、本物そっくりな彫刻を作るもの。出品作は朴(ほお)の木や桐、楠などを使い、バンドソーで大まかにカットして細かい羽根の線はバーニングペンを使って制作する。図鑑や写真をみながら精細に仕上げた力作がそろっている。

身近な鳥知る立体図鑑

弘中毅さんの新作「オジロワシ」やハヤブサ(若鳥)のほか、藤井会長の「野鳥の楽園」などの作品が注目を集めている。科学センターでは、「身近な鳥を知るための立体図鑑ともいえるもので、自然に親しむきっかけにしてほしい」と来場をPRしています。
岩国バードカービング研究会では、第2、第4土曜日の午後1時から2時間程度の活動を行っており、「一緒にバードカービングを作ってみませんか」と呼び掛けています。問い合わせは科学センター(0827)22-0122。【小中真樹雄】

バードカービング バードカービング