「おぬしなかなかやるな!」

発明工夫・科学工作展

  2月4日まで岩国市科学センターで開かれた「第53回岩国市発明工夫・科学作品展」を見に行きました。そこで「おぬしなかなかやるな!」と声を上げそうになる作品に出会いました。最優秀を受賞した市立東小4年、山根彩加さんの「チョルルでかんたん分別機」です。審査員もその創意工夫ぶりを絶賛したそうです。
  山根さんの創作ノートによると、おかあさんがいつもリサイクルボックスの前で「アルミ缶?、スティール缶」とつぶやきながらマークを確認してボックスに入れているのを見て、「簡単に判別出来たら」と思ったのが製作のきっかけだといいます。スティール缶は磁

 

審査員も創意工夫を絶賛

 

石にくっつくが、アルミ缶はくっつかないという特性に注目。投入口の真下にモーターで回転するタイヤを設置、タイヤに磁石を貼り付けました。モーターには、弟のオモチャプラレールを使用したそうです.
  落とし口に使ったペットボトルのすべりをよくするためファイルを敷いたり、缶の落とし口の角度や回収ボックスの仕切り位置の調整など試行錯誤を繰り返し、問題点を解決していったそうです。吉永小百合さんが出ていたCMの「目のつけどころがシャープでしょ」というフレーズを思い出しました。【小中真樹雄】
 
【写真説明】上=分別機へアルミ缶を投入 下=山根さんが製作した「チョルルでかんたん分別機」


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