防災センターは、平成28年2月に開館して、8000人の入館数だそうです。
2月13日の一般公開では約1200名の方々が来場され各施設を体験され、通信指令室の見学や消防訓練を受講されたそうです。
災害について学び、「もしも」の災害に備えよう!!
防災シアター、煙避難体験、消火体験、地震体験、119番通報体験など
防災シアターでは、洪水、高潮、津波や土砂災害などの恐ろしさを立体的映像から学べるバーチャル体験シアターです。海、山、川に囲まれた岩国市に潜む災害を壁と床のスクリーンで疑似体験ができます。地震震源分布と岩国市に影響を及ぼす活断層や過去に起きた災害など勉強しました。
高潮高波では、防波堤を超えた海水が軽自動車を簡単に浮かせ、流されることや、防波堤が有る事で安心して通行すると高潮高波がわからず大変危険です。近づかない事が大切です。
また川での鉄砲水では、川の流れが急に少なくなった時は、上流で塞き止められ、急に土石流となって多くの災害が発生します。地鳴りや変な匂い等の変化に注意し、警戒警報や避難警報を頼るのでなく自分の命は自分で守る事が大切で気象情報を注意し早めの行動が大切だと感じました。雨が降り続ければ避難が難しくなります。
 
煙避難体験では実際の火災のように煙が充満した空間から避難体験を行います。
煙を充満した複数の部屋をドアを開けて避難(避難誘導等を消し避難体験もありました)訓練がありました。
ホテルなどでは、事前に避難経路を確認しておくことが大切で高温の煙を吸わないようにハンカチなどで口を塞ぎ姿勢を低くして避難する。高温の煙を吸うと気道が火傷し呼吸困難になります。
   
消火体験では映像に出された火災に向けて、火元に向けて訓練用消火器を使った消火体験を行います。火元をめがけ消火剤(水)を噴射しますが、複数でないと消えませんでした。
   
119番通報では、救急や火災時の119番通報を体験できます。地震体験では、大地震による揺れがどのようなものか、身をもって体験できます。
震度6と7では、揺れが大きく、被害も甚大に感じました。体験した後も床がゆれている感じがしました。
 
Q&Aコーナーでは、クイズ形式で防火に関する知識を身につけることが出来ます。他には防災グッズ展示コーナーも有り、昔の消火ポンプ車(手で取っ手を持って、上下して
加圧し、左右に入水口と排出口が取り付けてある)が置いてありました。


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